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「でかいオッパイは惜しいですケドね?」
このまま付き合うと、いつかセリカにバレて、彼女を泣かせる羽目になる。
だから、私はシルヴィアと別れるんだ。
あ~、なんて偉いんだろ~って、本人は自画自賛していたらしいが…………
はっきり言わなくても、コイツはクズである。
ラスベルみたいに暴力は振るわないが、代わりに言葉と態度で、精神的に女性を追い詰めるのが好き。
さっきにしたって………
(送って?とかバカじゃないです?)
困った顔をして、泣きそうな顔しちゃって、めちゃくちゃ笑えました………と。
「誰が送るか、バーカ」
エッチの時もそう。
言うこと聞かせて、辱しめるのが一番興奮する。
(どうでも良い女を虐め、サリナから受けた傷を癒すのが楽しみなのです)
……………
誠に残念ではあるが、セリカが例外なだけで、ルフィンの女に対するクズっぷりは、今後ますます加速していくだろう。
比例して胸糞悪い話も増えると思うが、毎度の事なので我慢して欲しい。
「……………ん?」
そんな男は、自宅の前で足を止めた。
あれ、なんだろ。
鉄パイプ?
「ハァ………全く、誰の仕業ですか?」
血ぃついてるじゃん。
私、血がキライになったんですよ。
ばっちぃなぁ、もう…………
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