Should Become Happy

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「ごめんって!絶対家にあるから今日帰ったら探します!この後、何かお詫びに奢らせて下さい!」 上目遣いに涙目で訴えられたら、 「しかたねぇな」 許さないわけが無い。 俺は理子には敵わないのだ。 手を握られただけで全てを許しちゃう。 俺には目の前にいる理子だけ。 幸せすぎて、ふと思い出した朝のニュース。 「アンドロイドに依存するやつ信じられない」 俺はポロリと溢す。 「どしたの?突然」 俺の手を握りながらキョトンとしている理子。 「朝、一臣がニュース見ててさ、それにアンドロイド依存の男が出てきて気持ち悪かったって話」 俺はザックリ、朝のニュースの話をした。
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