451人が本棚に入れています
本棚に追加
「は?」
「俺のペニスをしゃぶりなさいと言ったんです」
「な、なんで俺がっ」
「拒むならあなたを逮捕します。いいんですか? 会社にも家族にも知られますよ」
「け、警察が、一般人を脅すのかよ」
俺がそう言い返すと、警官が鼻で笑った。
「一般人を守るのが警察官の仕事ですが、いまのあなたは犯罪者ですよ」
ぐ、と俺は詰まった。
見上げたイケメンの目は冷ややかで、冗談の色などは少しもなかった。
しゃぶるしかないのか……。
俺は覚悟を決めて、手錠の嵌まった手を男の股間に伸ばし、スラックスのファスナーを下ろすと、そこから男のペニスを取り出した。
警察官のペニスはそこそこの大きさで、まだくたりとちからなく垂れている。
俺はそれを怖々と手に持った。
ひとのペニスなんて触ったことがない。
「さっさとしなさい」
俺の葛藤など少しも忖度してくれない声が、俺を急かした。
俺は目を閉じて、舌で男のペニスを舐めた。
ぷにぷにとした感触のそれをぺろぺろと舐めていると、
「へたくそ」
と叱られる。
俺は涙目で男を睨んだ。
しかたないだろ。男として生きてきて、同じ男のモノを咥える日が来るなんて、夢にも思ってなかったんだから。
「あなたも男なんですから、イイところは大体わかるでしょう」
アドバイスなのかなんなのかよくわからないが、警察官が俺にそう告げる。
俺の感じる場所……。
俺は幹に舌を這わせて舐め上げると、先端を口に含んだ。
鈴口をちょろちょろと刺激し、ちゅばちゅばと吸いあげる。
すると警察官のペニスが芯を持ち始めたのがわかった。
よし、ここか。
俺は警官の反応を見ながら、口淫を続けた。
早くこの苦行から解放されたい。その一心だった。
不意に警察官が、俺の頭を両側から掴んできた。
「そのまま口を開けていなさい。歯を立てたら殴りますよ」
そう言うな否や、警官が俺の喉にペニスを突き立てた。
「ぐ……うえっ、ぐ、ごほっ」
えずく俺に頓着せずに、ぐぽぐぽ、と警察官が俺の口を使う。
オナホのように扱われた俺は、涙目になって、ただ吐き気をこらえた。
「いいですね。あなたの苦しそうな顔、なかなかイケますよ」
警官が、初めて笑みを見せた。
……Sだ。この警官、間違いなくサドだ。
俺はサド警官に口を使われ……さらに射精までされたのだった。
最初のコメントを投稿しよう!