鍵村受けルート

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「知っていますか」  警察官が、どこまでもクールな声で問いかけてくる。 「男はここで感じることができるんですよ。前立腺、というものがあってね」  言いながら、男の指が俺の内部で蠢く。  しばらくなにやら探るような動きをしていた指が、腹側の、コリコリとした感触のところを探り当てた。 「んあっ」 「ほら、ここです。ここがあなたのイイところですよ」  警察官が笑いながら、俺が悲鳴を上げたその場所を、ぐりぐりと指で刺激してくる。 「あっ、だめっ、んあっ、あっ」  俺は初めて感じるその感覚に、翻弄された。  気持ちいい。  前立腺を刺激されるのが、こんなに気持ちいいなんて……。  しかし、そこでまた少し遠ざかっていた尿意が俺を襲う。 「ま、待って! 待ってくださいっ」  俺は首を振って、警察官の動きを制止しようとした。  しかし警察官は止まってくれず、それどころかぐちゅぐちゅと手の動きを速めてくる。 「止まって! 止まって! だめ、出る、からぁっ!」 「なにが出るんです?」 「おしっこ! おしっこ出ちゃうっ」  俺の返事に、警察官が声を出して笑った。 「ははっ。いいじゃないですか。そのまま漏らしなさい」  俺はその言葉に耳を疑った。  しかし警察官は、 「ほら、向こう向いて。あの壁目がけてするんですよ。ずれてしまったら、あなたのズボンが濡れますからね」  とやさしげな声で囁きながら、アナルを弄ってる手とは逆の手で、俺のガチガチに勃起したペニスを支えた。 「いやっ、む、無理っ、トイレ、行かせてっ」 「なにを言ってるんですか。ただの立ちションですよ。ほら、見ててあげますから」  警官が、下からペニスを支えている、その手の指で、先端の孔をクチクチと刺激してくる。  俺は腰を震わせた。  思わず、後ろに咥え込んだ警官の指を食い締めてしまう。  きつくなった締め付けの中、警察官の指が前立腺を的確に刺激して来た。  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。  その水音が、前のものか後ろのものか、俺にはもうわからない。 「だ、だめ、だめ」  俺は内腿にちからを込めて、排泄感をこらえながら、男に懇願した。 「と、といれ、といれ行きたいぃぃぃ」   
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