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「おまえ、こんなふうに乳首を弄られるの、初めてじゃないだろ」
確信を持って、俺はそう問いかけた。
イケメン警官が、ビクリ、と体を震わせる。
その反応は、イエス、と言ってるも同然だった。
「女に開発されたのか? それとも、男か?」
俺は笑いながら、乳首を抓られただけで少し盛り上がってきている警察官の股間へ、太ももを当ててぐりぐりと刺激した。
イケメンの呼吸が、は、と乱れた。
警察官のかぶっている帽子が、少しずれている。
俺はそれをひょいと取り上げると、フリスビーでも投げるように、路地の奥へとそれを放った。
「あっ!」
イケメンが、慌てたふうにそれを目で追う。帽子がない方が若く見える男の顎を、俺は強いちからで掴んだ。
「乳首弄られただけで勃起するような奴は、警察官じゃない。おまえはただの雌だよ」
「ち、違うっ」
「違うと言うなら、なんだよ、この乳首は。コリコリに膨らんでるじゃないか。もう一回、引っ張ってほしいんだろう?」
俺はにやにやしながら、シャツと一緒に再び男のぷくりと勃ちあがった乳首を抓りながら引っ張った。
「ああっ」
今度は間違いなく、喘ぎ声が漏れた。
男らしく整った警察官が、俺に乳首を責められて喘いだのだ。
俺はごくりと唾を飲み込んだ。
ビールのビンを割っていたときの高揚感がよみがえって来る。
俺はイケメンのワイシャツの袷に指をかけ、そのまま思い切り左右へ引っ張った。
「あっ?」
警察官が動揺した声をあげる。
ぶちぶちとボタンが飛び散り、アンダーシャツなど着ていなかった警察官の、その素肌が露わになった。
筋肉が少し盛り上がった胸。
腹筋も割れている。ムキムキ、というほどではないが、適度に引き締まった体つきだった。
その男らしい体の中で、乳首だけが俺の想像を超えていやらしい。
勃起したその粒も女のもののように大きいのだが、乳輪もまた大きかったのだ。
暗くて色まではよく見えないが、肌の色よりも一段濃くなっているので、ベビーピンクなどではなく、使い込んだ、いやらしい色なのだろう。
俺は乳輪ごと、警察官の乳首をくにくにと摘まみ、その突起の先端には触れずに、周囲から刺激してゆく。
「……ぅ、あ」
じれったい感覚に、イケメンが眉を寄せて、切なく喘いだ。
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