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この男に快感を与えれば堕ちる。
俺はそう確信した。
おもむろに左の乳首を抓ると、警察官の腰が揺れた。
俺は男の前で舌を、べ、と出してみせた。
唾液をまとわりつかせたそれを、充分にイケメンに見せつけた後、ねろり、と右の乳首を舐める。
「ああっ!」
警察官が切なく悶えた。
感じているのだ。やはりこいつは、乳首を責められることに慣れている。
しかも。
俺は抓ったままの左の乳首を限界まで引っ張って伸ばす。
痛いだろうに、警察官は痛みよりもむしろ快感を覚えているようで、ビク、ビク、と体を断続的に跳ねさせている。
やっぱりだ。
俺はほくそ笑んだ。
この男はMだ。
マゾヒストだ。
きっと、誰かに調教を受けたことがある、調教済みのMだ。
俺もかつてMの女と付き合ったことがあるからわかる。
俺は口に含んだ乳首に軽く歯を当て、しごいた。
「うあっ、あっ、あっ」
こらえきれず、警察官が喘いだ。
散々引っ張って痛みを与えた乳首には、今度はやさしい愛撫を施してやる。
さすさすと、突起の先端をさすり、ぺろぺろと舐めて癒した。
「んぁっ、あっ」
警察官の腰が、前後に跳ねた。
男のそこは、すでにテントが張っている。
「イきたいのか」
俺は乳首を咥えたままで問いかけた。
警察官がこくこくと頷く。
「イきたければどうするんだ」
再びの俺の問いかけに、イケメンがごくりと唾を飲んだ。
「……お願いします。俺を……イかせてください」
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