【あらすじ】

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【あらすじ】

物語の舞台となるのは、地球から遠く離れたどこか。 この世界では、当たり前のように魔法が存在し、人々も日常的に魔法を用いて生活をしていた。 というのは、ごく一部の選ばれた【Xenoーゼノー】のみであり、ごくごく一般人【Nemoーネモー】は我々と大差ない生活をしている。 ゼノであれば生まれながらにしてエリートとして表向きは扱われるが、この世界では血の(つな)がりが何より重要視されている。 というわけで、孤児となった時点で、自らの手で生きる(かて)を見つけなければならない。(ほとん)どの孤児たちは生きる(すべ)も知恵もなく、ただ行き場もなく()ち果てていく。 そこで、孤児たちを救済すべく動き出したのが、古くから存在している【龍神】を信仰し、神殿を拝する【龍神神殿】である。 本作主人公のリヒトも孤児として幼少より神殿で生活をし、自分も将来は神官になるため、日夜勉学に励んでいた。とある事件が起こるまでは。
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