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さて 黒い丸との邂逅 三度目は
保育園にて ありました
私は二年保育で 保育園に通園していましたが これは おそらく 年長さんの赤組の時でしたね
保育園でも 昼寝の時間がありますが
私は どうも 保育園では あまり眠れない子供でしたね
でも 気持ちよさげに 寝てる子たちもいるので
なんだか 羨ましくもあり あいつら ガキだなあ なんて思っていたりもしていました
さて あの黒い丸
今度は もろ私の頭の上に 突然現れました
また 以前 こいつが出たあとで 怪我したって認識は やはりなくて
「なんだぁこいつは？」と見ていて
しかも 自分は 眠くなく はっきりと起きてる感覚は そのときありましたね
そして
今度は その平べったい黒い丸
私の横腹から 背中の方へ滑り込んでいくような感じを受けて
また 目の前から 消えていました。
で 昼寝タイム終了
皆 外の園庭で 遊びましょうっとなっては
思い思いの場所で皆 遊びます
園庭には いろいろな遊具があって ジャングルジムや 滑り台 座れる馬の模型 そして 一人乗りのブランコ
その日は 私は 数人乗りの大型ブランコで遊んでいました
一人乗りのブランコと違って 大型のブランコは 一人で漕ぐことは無論 できなくて
じゃんけんをしては 順番に二人づつ 漕ぐ役目を決めて
私は じゃんけん敗けで 一番先に漕ぐ役目をやることになりました
そして もう一人の子と 前後で 数人座ってる籠を一生懸命 押して 漕いでいました
が その時 もう一人の子が 思いっきり 力を込めて押して来たので
こちらも 力いっぱい 押そうとした時でしたね
なんと そのまま ブランコの籠ごと持ち手に引っ張られて
籠の下まで引きずり込まれてしまいました
一瞬にして 私が 消えてしまったので 皆 ビックリしちゃって
そばにいた先生が やってきて
ブランコの籠の下に転がっている 私を見つけては
引きづり出してくれましたが
いやはや
背中が 血まみれでした
ブランコの下の砂地の砂に擦れて 引っ掻き傷が いっぱいできていたそうです
私自身は 傷が見えないので 別にショックは受けていなかったのですが
怪我をして 母親が呼ばれて 医者へ行ったことで 結構 あとからショックを受けたようでしたね
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