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「うっ、ですね。何か大変そうだな、大丈夫かな。」収穫期と言う言葉に急にビビる自分。
「マコちゃんは大丈夫だろ。農家さんが大変だろーに。」冷静なアキさん。
「です。…農家さんに迷惑かけない様にしなきゃ。」自分がやらかしたミスを思い出す。
「そうだぞマコ!またやらかしたらクビになるぞ!」
いつのまにかカオリさんが、相変わらずキツイ言葉で…
「そうだねー、仕事少し落ち着いて紅葉が見頃になったら温泉ですかね?」
アキさんが素敵な提案を。
「宿泊しよ~よ!温泉宿で!ユックリした~い。」前のめりになりながらカオリさんが言った。
何かまた楽しそうな感じになってきた。
カオリさんが言った事は、大体行われてきたし。決断力(我を押し通す力)が、素晴らしいカオリさんならでは…。
「良いけど女っ気、少なくない?」
ユウさんが、ヤバイ所を突っ込む。
「え!何?私じゃ物足りないの?若い子が良いの?若けりゃ良いの?大体ユウさん奥さんとグダグダなのに、どうしてそんな事言うかな~?だから揉めるだよ!奥さんと。」
あ~、カオリさんまで余計な事を言い出した。だから酔っ払いは面倒です!ねっ、アキさん!
再び、後ろの席2人が賑やかに言い合いを始めた。
そんな中でもアキさんは、和かな感じで見守っていた。
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