bench time 第2章

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そんな時、ユウさんから電話。 「今、大丈夫?大した用事じゃ無いけど夜、ひま?」 こんな時間にユウさんから電話で、一瞬ピリっとしたが深刻な話ではない様。 「暇です。今日は仕事も早く上がれるし。」 「いやねー。隣で工事してるんだけど、やらかしたみたいで 水 使えないのよ今日。水道管やっちゃったのかな?」 「ユウさん所、水使えないんですか?大変じゃないすか。」 「今晩中に何とかするって言ってたから、明日には直ってると思うけど。で、水使えんからさー、何処かで一緒に飯でも食べない?アキもカオリも一緒だけど。」 ユウさんからの食事のお誘い。アキさん達も一緒。勿論! 「大丈夫っす。行きたいっす!」 即答。 「じゃ後で、また連絡するわ」 ユウさん何か元気だな。水出ないのに。 …水商売なのに… ハッと辺りを見回す。 こんな面白くない事、カオリさんにでも聞かれたら永遠に馬鹿にされ続ける。 仕事が終わり、待ち合わせ場所にしたアキさんの店[After-eve ]へ。 珍しく他の街のお店に行く為、アキさんの車でアキさん運転で行く事に。アキさんは飲まないのか…。ユウさんは何故か飲む気満々。店、休みになって喜んでません? 「奥さん達は、いいんすか?」ユウさんに聞く。     
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