安心出来る場所

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安心出来る場所

僕はその時小学一年生だった。学校が何をする場所かわからなかった、だからよくみんなのいる教室ではなく多目的室で遊んでいた。沢山怒られた、先生はもうお手上げという有様だった。 でも1人の先生はむやみに怒るということはしなかった、ただ見守ってくれた。 でも本当は見守るのではなく構って欲しかった、 遊んで欲しかった、何より一緒にいて欲しかった。 急に環境が代わって混乱していただけだった。 だから僕は安心出来る、自分だけの場所が欲しかった。 だから僕は多目的室を自分の秘密基地にした。 先生はそれを見守ってくれた。 先生は僕の作ったその世界を壊したり邪魔したりはほとんどしなかった。 でもたまに学校に行って僕の作った秘密基地に行って全て片付けられていた時には大声で叫び先生を殴ったでも先生は優しかった。 そんな先生が僕の安心出来る場所となりその先生のいる特別支援教室というところで勉強することになった。
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