たまにいる浮いたやつ

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たまにいる浮いたやつ

僕は中学生になった、そして環境も変わった。 友達も沢山できる、そう思っていた。 でも周りの目は違った、みんなは少しずつ 考え方が大人になってきている。 勉強の内容も幅広くなっていった。 環境の変化で最初はすごく緊張したが、 前から知ってる友達と和んでいった、 だけどそれは最初だけで、どんどんみんながグループを作っていった、その中で僕は取り残されていた そのうちに僕はいじめの対象となった、 机を蹴られたり、嫌なことを言われた、 僕は我慢した、でもみんなは調子に乗ってどんどん 突っかかってくる、すごく悲しい気持ちになった。 だから僕は表情が笑顔だけになって感情を 隠すようになった、だけどそれはすごく辛かった よく学校に行きたくなくて、朝暴れたりお母さんに 八つ当たりしたりした、お母さんはそれを必死に止めてくれた、そんな時も僕は辛くて自分が分からなくなった、本当の自分がどんどん消えていって、 ダメな自分が表に出てしまう、そんな負のスパイラルに陥った、その時にもみんなとの 大きな壁が見えたような気がした。
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