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そんな私も人並みに勉強はしていたし、死への想いを他人に話すこともなく日常を過ごしていたのでそのままごくごく普通の高校生になった。
高校生になると"死"そのものに興味を持つようになり、時たまほんとうに死んでしまわない程度の自傷行為をしたりもした。上手く隠していたので周りに気付かれることはなかったが、それでも死についてはっきりとした答えは出せなかった。
そしていつしかはっきりと"死"を感じたいと思うようになり、進路は看護系に進むことに決めた。真っ当な理由で看護の道を志している人からすればとんでもない理由だと揶揄されるだろうが私も本気だったのだ。
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