introduction

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傷を癒してあげたいとか、理解者になってあげたいとか、 そんなおこがましいこと、俺は言わない。 俺は、ただ……… ただ、少しだけあの人の心に触れてみたい。 手と手を触れ合わせたその先に… 誰も辿り着けなかった一番奥に… ほんの少しでいい。 俺という存在を受け容れてもらうことができたら、 それだけで充分なんだ。
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