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不本意なお姫様抱っこを受け入れた優太。
本当に下りたい気持ちでいっぱいだったが、暴れた際に壁に頭を強打して、結果大人しくした。
というか、大人しくなった。
本当に痛かったのだ。
そんな優太の一連の動きに甘凱は、最初は面倒くさそうにしていた。
だが、優太が頭を打って驚くと、次にはシラケタ顔を向け。
情けないグッタリした優太の様子に、意地の悪い表情で小バカにして笑うのだった。
もちろん眞鍋に気づかれる事はなく。
廊下をお姫様抱っこという屈辱の形で行進しなければならなかった。
キーンコーンカーンコーン
すると授業終わりのチャイムが鳴り響いた。
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