雨の子

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悲しみはもちろんなくならない。 でも、 あの子はきっと、空で見守ってくれる。 そして、私の元気がなくなったら、雨を降らしてくれる。 そんなきがしてならなかった。 だから、 「私の方こそ、ありがとう。」 私は空に向かって笑った。 風は優しく、そよそよと吹いていた。 -END-
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