雨の子

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そんなあの子も高校に入って少し変わったようだった。 毎日髪を巻いたりメイクをしたりして学校に行くようになり、ねだるものも雨具からファッション関連の物へと変化していった。 私は、それが嬉しいというか、少し、寂しいというか、そんな気持ちを持っていた。 でも、そんな日々も突然に終わりを迎えることになる。
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