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 見下ろされて、肉の中に捕まって、もう白状するしかできなかった。光司と目を合わせていることができなくて明後日の方向に目をそらす。光司がしゃっくりするみたいに笑った。その振動ですら危なくて眉を寄せた。 「じゃあさ、ふたりでダメになっちゃうか」 「は?」  腰の上で光司が嬉しそうに笑う。薄い腹のあたりで立ち上がり反ったものが震えていて、友宏の手をそこに導く。 「触って……トモ。ダメなのなんて知ってるし、もうさ、いいじゃん。おれ、ガタガタになっちゃったらごめんね」  言いながら、光司はほんの少し腰を揺らした。それだけでやばいくらいに腰が震えて、意識をそらしたくて光司のものを扱いた。尻を擦り付けるみたいにされて、きつい締め付けに搾り取られる。光司が腰を揺らすたびに知らない熱さと滑りが締め付けて、思わず声が出た。恥ずかしい、と思っても光司はやめてくれなかった。それどころか嬉しそうに笑って友宏の頬をくすぐる。 「きもちいい? トモ」 「うん……やばい」 「よかった」  心底嬉しそうに笑う光司は美しくて、それなのにだらしなく扇情的で、たまらなくなって薄い尻に腰を押し付けた。光司が嬉しそうに喘ぐ。 「ん……、そ、動いて、ゆっくり……」  こちらを見下ろす光司は本当に色っぽくて、押し付けた奥がきゅう、と締まって、もうだめだ、と思った。腰を少し引いて、また押し付けて、光司が鼻にかかった声を漏らす。     
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