猫女の彼女

5/11
前へ
/16ページ
次へ
それから何とか女子も人数分集めることができた。 七月は渋々という感じだったが、三島がなんか耳打ちしたら 入ることを承認した。 残りの女子はそれぞれ一人ずつ女子に声をかけたのだ。 もちろん俺もやったよ。 俺は水城由良という女子を誘った。 その子は異常にテンションが高かった。 後で聞いた話だが、いわゆるび、びっち?と言われている子らしく、 皆から嫌われてるらしい。 だけど声をかけたときはむしろ凄く警戒されていて どちらかというと人見知りのような感じの子だった。 「いや、でもアイツはヤバイらしいからな! お前気をつけろよっ」 俺は三島に何度も言われた… 「まぁ俺らを誘ってもいいことねーし、 多分大丈夫だと思うよ!」 うん…、俺なんて、はぁ… 自分で言っときながらテンションダダ下がり…
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加