猫女の彼女

3/11
前へ
/16ページ
次へ
「ん、そいつ」 そう言って三島が指した先に居たのは、 猫…じゃなくって七月だった。 「マジかよ三島!」 幼馴染みとか三島のくせに!羨ましいぞこんにゃろー!! 「ああー七月かあ……」 ん? 「うん、七月じゃあ、なあ」 ん??七月の何がダメなんだ? 「おい、何か七月だと駄目なのか?」 「いや、勿論駄目じゃないけどよお…」 「七月って喋らねーじゃん?少し不思議というか…」 確かにそうだけど、それに問題があるのかな? 「だから、まあ幼馴染みとの恋愛とかなさそうだなっていう」 ああー、なるほど!それなら少し分かるかもしれない。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加