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「な、んで…?」
「少し心配した」
彼女の体温を感じながら、彼女の存在を確かめる。俺よりも小さくて華奢な体をしている女の子なのだと実感する。それでも自分の感じるままに一直線に進むこの強さに憧れた。
腕の中にいる彼女は戸惑っているように感じたが、動かずにいる。
「…ごめんなさい」
小さい声で彼女はつぶやいた。彼女の耳は真っ赤になっていた。クスクスと笑い、その耳元で俺はそっと今自覚した気持ちを打ち明けた。
「俺は、先輩のことが好きだ」
彼女の体がビクッと動く。
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