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「そんなに顔を顰めて、我慢しなくてもいいんだぜ。気持ちよかったんなら素直に認めろよ。な、いつき」
「ふん、あんなの演技に決まってるだろ!」
当然ながら、嘘だけども……そうでも言わないと、自分を保ってられない。
「お前ってさ、昔からそうだ。俺の言うことに、直ぐ意固地になる……なら、そんなこと言えないように、するしかないよなぁ」
長年の付き合いだけど、こんな厭らしい顔を見せられるとは、露ほどにも思ってなかった。
そう、それは、一瞬、春國は、一切の無駄な動作なく、オレのスカートを捲り上げると、流れる様にショーツを脱がす。
「えっ? え?」
あまりの見事さに、オレは何をされたのか、わからなかった。
「気持ちよくないと言ってたわりによ、パンティが、愛液でグショグショだな」
「だっ、だまれ……それ違うから……」
反論しても無意味なので、オレは力なく、うな垂れるしかなかった。
下着を手に取った春國は、それを、ゆっくり鼻頭を近づけてクンクン匂いを嗅ぎ出す。
「はっ?! 何してっ!」
「おう、こんなイヤラシイ匂いさせやがって、でも、ちょいションベン臭せぇな。クック!」
鼻に当て付けるショーツを横目にオレを見下ろし悦に入る春國。そして、いやらしい言葉で詰りオレを辱めてくる。
「うぅぅ…………」
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