第9話【初めては、保健室で……】後編

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第9話【初めては、保健室で……】後編

   ーー気が付けば、くちゅくちゅ、ちゅぱちゅぱ、と厭らしい水音が保健室に響き渡り、オレの耳にも届いてきた。  半分意識がなかった、と言うよりも、その甘美な心地にヤられて、心ここにあらずだったので、オレは、春國になすがまま、されるがまま状態。  覚醒する意識、え、ええ、なに?   股間に顔を埋め込み、アソコへとむしゃぶりつく、春國の姿は、もう、獣そのもの。  お互いが、間抜けな姿を曝け出してた。  緊張が解かれて、いとも容易く縦筋が割かれ、(ナカ)で暴れてる軟体な舌先。何処までも伸びようとする舌が、膣奥へと進んでく。  何コレ、何なのスゴイかも……腰が暴れて止まらない! 「ひっ、ああ……あん、あん、ふぁぁ……」  唇を噛み締めても、口から溢れでる喘ぎ。  そして、納得したくなくとも、快感に翻弄される肉体。  ジットリと滲み出た汗が、背中を撫でた。  その時、自分の時間だけが、刹那的に止まる……肌がざわめき、心臓がドクンと激しく脈打つと、同じように膣奥がキュンキュン揺れ動いた!  春國も、オレの異変をいち早く察知すれば、扱くも扱く、はち切れそうなお豆、それと膣内を掻き乱す舌先。     
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