50人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな思いを他所に、もにゅ、もにゅ、と白く盛り上った二つの果実を揉み洗っていれば、次第に手にも力が入り興奮を覚える。夢中でおっぱいを洗ってたら、指がプックリ膨らむ突起に掠った瞬間!
「はっ……んはぁ……んんっ」
背筋がビリリッとふるえてしまう!
変な声出てくる。ヤバイ気持ちいい……この感じ、絶対マズイな。
さっさとカラダ洗って風呂場を出ないと大事な物を失くしそうだ。
「んぐっ……ハアハア」
息切らせながらも、なんとか浴室を出れば、身体を拭いて早々と着替えを済まし、リビングへと向かった。
オレは黒い革張りのソファへうつ伏せに倒れ込んだら、白いクッションの上にバフッと顔を埋めた。
「ああっ! 最悪、ああああっ」
脳裏に浮かぶ思いを振り払うべく大声を上げた。マジでこのままじゃダメだな。
オレは姿勢を正してソファに腰掛けると、
「スウゥゥ、ハァァ」
深い深呼吸で気を沈めた。
ソファの前にあるウォールナット材のローテーブル、その上へ置いたリモコンを手に取ったら気分を紛らわせる為、テレビを点けた。
テレビをあれやこれやとザッピングしながら目を惹く番組を探すも、さっきのことが頭に焼き付いて離れない。
ダメだぞ。絶対に! 一線だけは越えてはいけない。心の中で自分に言い聞かせる。
「そ、そういや! 朝から何も食べてなかったな。腹が減ってるから余計な事を考えるんだ」
最初のコメントを投稿しよう!