いつきくん性春日記 ***

第6話【ピンチ・ピンチ・ピンチ】

　そう耳打ちした春國は、愛液で濡れたショーツをずらして、ゆっくりと指で女性器の形を辿ると、敢えてオレの耳に届くようにくちゅくちゅと一瞬だけ水音を立て弄りだした。
　耳を通った水音に身体が淫らに反応して、媚肉のワレメをお露でいっぱいにしてしまう。
　春國は指を淫肉の入り口で細かく微動させながら嬲り遊んだ。
　もう、どうにでもして……。

「はふぁ……んんっ……ひぃ、あぁぁんんっ」

　全身がブルブルッと震えて快感がどんどん強まり身体を仰け反らせ喘いでしまった。

「おっふぅぅ、アブねぇな」

　咄嗟に俺の口を塞ぐ春國。
　春國の言葉、もう、オレの耳に入ってこない。
　オレは、この快感に身を委ねてしまい、受け入れてしまった為、気持ち良くなる事しか考えられない。
　春國は、指先で割れ目をクイッと広げれば、ピンピンと勃起しているだろう肉のお豆をクニクニ愛撫した。押し寄せる快感に、腰が抜け落ちそうになる。

「ひぎっ……すごいのくる……もっと……」

「はっ！　ならこれでどうだ」

　優しく愛撫していた肉豆を段々と激しくコリコリと擦り立てて、そして、目一杯、勃起してしまっているクリトリスをムチュッと潰された！

「ひっ！　あはぁぁあ……んぐんんんんっ……んんっ」

　全身がガクガクと痙攣して、今までに感じた事のない快感が、膣奥から背筋を通り抜け脳天に達した！
　身体の震えが止まらない。