第8話【初めては、保健室で……】前編

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 どうにか、難を逃れようと身体をバタつかせて、抵抗する。ここは死守だ! でないとオレ、男として終わりそうな気がする。 「いつき、あんま、煩くしてっと、誰か来ちまうぞ。俺は構わんけど、お前、困んじゃねぇの?」  それは、それは、意地悪い笑みで、春國が言う。   「な、自分は、かまわんって、どう言う神経してんだよ。おまえ、マジで、言ってんのか?」  オレは、只々、慌てふためく。 「マジも、マジ、大マジです! だからよ、観念しなさい。いつきちゃん」  真面目に、そして、ふざける春國。  どっちにしろ、このアホ、ここで終わらす気ない。  どうして、こうなった? 誰か、誰か、ああ…………。  春國の雄々しい手が、瑞々しく実ったオッパイをむぎゅっと鷲掴んでくる。  先と違い、生おっぱいをだ。  オレの大事なおっぱいを掴んでは離し、掴んでは離して、弾力を確めるように弄び出す。 「おお、すげぇぞ、柔っこいし、肌が吸いつくぞ」 「も、んんっ……いいだろ。止めろ、アホ!」  聞く耳持たない春國は、子供みたく夢中で、おっぱいをいじりに、いじると、形を変えるおっぱいを、更に握り潰されて淡いピンク色のチクビが押し出された。 「んんんっ……やめ……そんな、乱暴に扱うな……」  はぁ、ちくび、起きてくる。     
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