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気が付くと、周りは真っ白で、目の前に知らない女の子がいた。
「あなたは誰?」
怖いが話しかけてみる。
彼女は一言。
「ありがとう。」
そう言って目の前から消えて目の前が真っ暗になった。
そして私は死んだ。
私の上から私を照らすように光が差した。
徐々に私は浮かび、
「あ、あの世に行くんだ。」
そういう実感がわくと同時に走馬灯が走り私は死ぬ直前を思い出した。
私は重い病気で命は余命一年と医者言われた。
入院生活で仲のいい女の子ができその子もそんなに長くないらしい。だが、臓器移植さえすれば助かるらしいがドナーが未だに見つかってないらしい。
気になって医者に聞いてみるとちょうど私の臓器がきれいでそれが女の子の必要な臓器だった。
それは心臓だ。もし心臓を移植してしまえば私は死ぬが女の子は助かる。
私の人生短いしと心臓のドナーとして決心した。
最後は手を繋いで私は目を閉じた。
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