218人が本棚に入れています
本棚に追加
この「おツレさん」、たまに私と波長が合うと視界の隅でスッと通り過ぎるところを見かけたことがありました。
赤い綺麗な着物を着ていました。
娘に聞くと、確かに赤い着物を着ていて、とても綺麗な女の人だと言っていました。
ただ、無表情だから急に出てくると怖いそうです。
娘が1番驚いたのが、いつも机の上に置いた鏡を見ると不意に後ろに立っていることがあるので気にしながら鏡を見たら映っていなかったのでホッとしていると、視線を感じ視線のする方へ向くと、勉強机の下に無表情で娘を見上げていたそうです・・・。
またある時は、次女が寝ようと思い隅に寄せておいたテーブルの下に視線が行った時、「おツレさん」も同じように次女の方を無表情で見つめていたそうで、泣き叫んだ次女でした。
「おツレさん」が居ることで、怪奇現象はありますが、すっごく怖いと言う感じには何故かならなくなってきました。麻痺してきたのかもしれませんが・・・。
「おツレさん」、たまに一緒に車に乗って来ることもありました。
私が運転していると、何故か膝の辺に冷たい霊気が当たるんです。
「何か、膝に冷たい霊気が当たるんだけど・・・。」
「うん。「おツレさん」お母さんの後ろに乗ってる。」
乗ってるんだ~。
そうだよね。この霊気「おツレさん」の霊気だよね・・・。
その後にも何度もこの霊気にあたることがあり、最後の方は、長女に確認するまでもなく、「おツレさん」今日も乗ってるなって思うようになった私です。
最初のコメントを投稿しよう!