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「見に行くとは言ってきたけど、着いて来てるかな?大丈夫かな?」
「うん、一緒に居るよ。着いて来てる。」
「そっか。それならいいね。」
川沿いに何百本も咲いている桜の所へ連れてきました。
車から降りて、川沿いのライトアップされた桜を見て回りました。
娘に、
「「おツレさん」見てるかな?これで成仏できるかな?」
「うん。もう居る気配がないよ。この綺麗な桜見て、満足できたんじゃないかな。」
この言葉を聞いて、「おツレさん」が居なくなったことがちょっと淋しく思ってしまった私です。
これは私が勝手に思ったことですが、いつも無表情だった「おツレさん」が、桜を見て喜んでいる顔が浮かんだのです。
次こそ生まれ変わったら、幸せになって欲しいなと・・・・。
満開のサクラに祈りを込めました・・・。
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