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霊「……んで、さっきのことなんだけど」
いきなり、切り出された。
この流れは、まあ、結婚のことだよね…。
フラン「はい」
霊「まあ、色々と考えることもあると思うんだよ、君は女の子だし」
フラン「…はい」
霊「だから、さ」
霊「とりあえず、友達からってことでどう?」
友達…。
フラン「…はい!そうします!それがいいです!」
霊「お、おう」
いきなり元気良くなったな、と霊。
……霊?
なんで呼び捨てで言ってるんだろ…。
まあ、いっか、友達だし。
霊「じゃ…友達からってことで、よろしく」
手を伸ばす、霊。
フラン「……?…!…はい!」
私はその手を取った。
国同士の共和の証で、握手するみたいだと思っていた。
今思えば、これが初めてのプロポーズだったんだなぁって笑っちゃいそう。
ていうか、結婚するってなってじゃあ友達にってどういうことだよ!ってなるよね笑
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