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「わー!めっちゃ綺麗だよ!幸ちゃん!」 「あぶねぇ!騒ぐな。」 海沿いの道路を走る二人乗りの自転車。 俺が汗をかいてサドルをこいでる後ろで、祝雅が海を指してキャッキャッとはしゃいでいた。 滝のように汗が流れだしていた。 男子高校生が二人も乗っていれば、体力も失う。 かれこれもう1時間はこいでる気がする… 「ついた~!」 海に近づき、俺達は自転車から降りて歩くことにした。
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