異世界人に職業案内 .

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 候江の後ろ姿からはポンポン花が飛んでいた。よほどプリンが嬉しかったのだろう。  頼もしく年もそれほど変わらないであろう彼はこういう時には年の離れた弟のように見える。  朝から微笑ましく思いながら私は気合いを入れ直す。  今回の担当勇者がどうかできるだけまともに会話のできるタイプであることを祈って。
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