第1話 戦艦少女と司令官

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第1話 戦艦少女と司令官

◯◯鎮守府 午前1130時 コンコンと司令官室の扉がノックされる 帰って来たかと鎮守府の責任者である司令官が思いながら声を掛ける。 司令官「どうぞ~」 そう言われ扉を開けて入って来た少女達 現在の海を守る少女達。 その名は「戦艦少女」。 突如と現れた敵「深海艦隊」に唯一対抗出来る少女達。 「戦艦少女」と呼ばれる少女達はただの人間ではない。 遥か昔に活躍していた軍艦の魂を宿し、「艤装」という武器を身に付け「深海艦隊」から海の平和を取り戻す戦いをしている。 そんな少女達が午前の演習と出撃から帰還報告をする為に司令官室に訪れたのである。 「報告します!第1艦隊無事帰還しました!」 敬礼しながら元気に報告する少女 第1艦隊旗艦兼秘書艦 重巡アドミラル・ヒッパー級 プリンツ・オイゲン 報告を受け 司令官「報告ありがとう。皆無事で良かった。」 と安堵しながら応える。 この鎮守府に所属するプリンツ以外の第1艦隊のメンバー 重巡ウィチタ級 ウィチタ 戦艦ビスマルク級 ティルピッツ 空母加賀型 加賀 戦艦キング・ジョージ5世級 プリンス・オブ・ウェールズ 戦艦ネルソン級 ネルソン Lv.86~71になる主力艦隊である 因みにプリンツとウィチタは司令官と「誓約」を結んでいる関係だ。 司令官「じゃあ皆な補給を済ませてから食堂でお昼食べてきな」 と言われプリンツが「失礼します」と言い部屋から出ようとした時 司令官「あっ、そうだ。ちょっと待って。」 部屋から出ようとした少女達が司令官の方を振り返る 司令官「1300時になったら第1艦隊とヘレナはココに来てね。」 少女達は疑問な表情を浮かべ顔を見合わせてからプリンツが プリンツ「アドミラル、ヘレナさんもですか?」 と質問すると 司令官「うん、ちょっと今後の事で話したい事があるから。」 「今後の事」という言葉に6人それぞれの表情を浮かべた後 プリンツ「かしこまりました。1300時に第1艦隊とヘレナさんでお伺いします。」 と言い 司令官「うん、お願いね。」 と応える。 プリンツが再度敬礼してから司令官室から退室した
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