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ラサ:アンタが帝国軍の司令官かい?
後陣を破り、帝国軍本陣へと切り込んだラサ。
ベルグ司令官:いかにも。義勇兵如きに背後を取られたのは不覚であったが、私が手ずから蹴散らしてくれるわ!
ハルバードを構える司令官。
ラサ:見栄の割には‥‥。
一気に懐へと踏み込み、居合い一閃!
ラサ:大したこと無いな。
ベルグ司令官:それは‥‥異国の剣‥‥貴様、ただの義勇兵ではないな‥‥、名を聞こうか‥‥。
瞬剣流星斬を浴びて、くずおれる司令官。
ラサ:ラサ、それがオレの名だ‥‥! 悪いが初撃から切り札を使わせてもらったぜ。
愛刀[深紅の風クリムゾンウインド]の血を振り払う。
ラサ:帝国司令官! 討ち取ったぞ!
司令官の首を掲げる。
ベルグ指揮官:司令官が‥‥? て、撤退だー!
本陣中央を分断される形になった帝国軍は、次々と敗走していく。
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