258人が本棚に入れています
本棚に追加
裏切りの向こう側
『はぁぁぁぁ…ダメ』
『…聴こえない」
息ができないくらい唇を奪われている最中、彼の右手が私の下着に触れる。
『はぁぁっぁ…んんお願いもう止めて』
私は、彼の手を唇を奪われながらも、払い退けようと腕を伸ばす。
だけど、すぐに彼に腕を掴まれ、また唇を塞がれる。
『…』
彼=堂城君の激しい口づけに私の理性は完全に破壊された。
その証拠に、私はいつの間にか自ら下着を脱ぎ捨ていた。
そして、全てをさらけ出した状態で堂城に抱きついた。
『…私を壊して』
『…樹利亜』
そのまま樹利亜と唇を重ねあったあと、堂城は彼女の体をベットに押し倒し、その唇にキスを落とした。
『樹利亜好きだ!』
※これは、樹利亜の夢の中の話です。
★
最初のコメントを投稿しよう!