連絡帳

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咥える事に成功。 『天翔ける鳳!我を護りし者の元へ運べ!』 椅子ごと浮かぶ ガゴンと壁を突き破り空を飛ぶ 「待ちやがれー!」 初めて使ったが・・・。 本当に鳳だ。これ、見られてたら大問題だぞ。 そして・・・護符を口から離したら終わるだろうな。 高い所は苦手だ。目をつむり護符を噛みしめ着くのを待つ。 ハンカチ落としの真っ最中 頭上より、何かが落ちてきた パリンっ ドゴォン 何、何、何?あれ?道士様? 「道士様、なんでここに?しかも空から?」 「八戒か・・・。助けてくれ。命を狙われている。」 児童は学校へ急遽、向かい、俺らは椅子ごと道士様を運ぶ。 いなりや 「今、紐を切りますから。」 「三蔵、何があった?」 「妖怪らしきもの達に・・・俺を食おうとした。」 「「「何?!」」」 「女が一人、男が二人。」 「紅孩児!」 「俺は何もしらされてないぞ?まさか・・・父上。」 「牛魔王か。」 「玄奘三蔵!」 「お出でなすった。来い!如意棒!」 悟空がカウンターを飛び越え暴れ始める。 「悟空、理由を知りたい。仕留めるなよ!」 「わかった。三蔵。」 『ハッハー始まったな。悟浄、こう使うんだ。来い、刺又!』 捲簾大将! 手で持つ所の筒からチェーンが出てきて刃物が自由自在に駆け巡る。 悟浄が玄関から出る。 「まって!悟浄!」 『おやおや、丸腰で行く気ですか~?仕方ないですね。』 口が勝手に!天蓬元帥! 『貴方は気を操る。空気は繋がっている。押せばいいんですよ。』 押してみる 女性の頭に不可視のブロックがヒットした。 「痛いわねぇ・・・何すんのよ!」 『来ますよ。』 身体が勝手に動く! 右腰で手と手で空間を作り気を練っている模様。 『放て!』 撃つ俺。 「美里!しゃがめ!」 「きゃっ。」 女は地面を転がった。 掠った。黒焦げになってる!恐ろしや~。 『気だから思ったこと何でも出来ちゃう。じゃぁね。』
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