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第二章 恋活のスタートは順風満帆?
「いいじゃん、協力するよー」
「私もー」
彼氏を作ることにしたとミラとゆいちに話すと、二人はもろ手を挙げて賛成してくれた。
「ひよりって、よーく見ると結構カワイイし、その気になればすぐにできるよ」
「そうかな?」
「そうそう、大食いと寝ぐせのついた髪と、気の強い性格を直せば、即だよ」
「うん、ありがと」
褒められているんだか、けなされているんだか分からないが、良い方に受け取っておくことにした。
手始めにSNSのプロフィール写真をもっと可愛いものに変更しようと、ストバに向かった。
ストバとはこの辺りでは一番お洒落なコーヒーショップで、素敵な写真を撮る時はストバというのが、女子たちの間では常識なのだ。
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