第6章

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5時になったので、航くんと合流し、足湯に浸かることにした。 そこで、まったりと2人の時間を楽しんだ。 航くんは「俺は寝ていたから元気になったけど、沙耶さん疲れてない?」と聞いてきた。 私は「全然平気!垢すりとエステ、最高に気持ち良かった!肌がすべすべになった」といった。 「ピカピカになった沙耶さんの肌を早く触りたいなぁ。今夜が楽しみだなぁ」と航くんはニヤリと笑った。 「そんなに期待しなくていいの」 「期待するでしょ。沙耶さんの肌は柔らかくて気持ちいいし、楽しみだなぁ」と航くんがいった。私は航くんはエッチなことで、頭が一杯だろうなっと思った。 足湯でほどよく温まったので、私たちは温泉施設から帰ることにした。 帰り道に、航くんお勧めのカフェレストランにいった。 インテリアが凝っていて、とても雰囲気のいいカフェレストランだった。 「ここのテーブルと椅子、俺が営業かけて、うちの会社から仕入れてもらったんです。だから、俺、たまに来るんですよ」と航くんはテレ気味にいった。 「すごく雰囲気に家具がマッチしているよ、すごいね航くん」と私は興奮気味にいった。 さっそくメニューをみたら、種類が豊富でびっくりした。 その中から、私はカレードリアと、航くんはハンバーグステーキをチョイスした。 待ち時間に、今日の日帰り温泉は凄くよかったといって、航くんに感謝の言葉を伝えた。 すると、航くんは「今日のデートは相原主任のことで、嫉妬して沙耶さんに冷たい態度とったからそのお詫び。もう少し沙耶さんに優しくしないといけないなあと思って」といった。 「そうだったの!? 私こそ誤解するようなことをしてごめんなさい。相原主任とはちゃんと距離をおいて接するから。心配をかけるようなことがないようににするね」といった。 航くんは「もっと沙耶さんに寄り添って接していくね」っと優しくいってくれた。 私に合わせた付き合いをしてくれるという言葉に私はすごく嬉しかった。 ちょうどそのときに料理がきたので、食事することにした。 素敵なカフェレストランに連れていてくれたし、お腹いっぱいにもなったので、 「今日1日ありがとう、航くん」といったら、 「こちらこそ沙耶さんに楽しんでもらえてよかった」といわれて、私は嬉しかった。 「さぁ、帰りましょうか」といって、オシャレなカフェレストランをあとにした。
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