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 出てる最中なのに更に突き上げられる。腕の支えもままならず、俺は床に頭を落としケツだけ上げた状態でまた達してしまう。最奥を突き上げられる度にはしたなく何度も達し、ビクビクと体を震わせ液体を床へ撒き散らし続けた。 「壊れた蛇口みたいだな」  尻肉を鷲掴み、カチカチのモノをガンガンとねじ込んでくる。ゴリゴリした部分を狙って擦られまたビリビリ電気が走る。 「あああっ、はあ、はうう……」 「まだ欲しいんだろ? 空になるまで出したいんだろ?」 「はあはあ」  息を上げ振り返り、曇った視界のまま彼を見上げた。 「トロンとした顔して……」  彼はいつもの、なにを考えてるのか分からない優しい眼差しで俺を見下ろしながらも奥を激しく突き上げた。 「んああっ!」  もう散々出てるのに、ドプッとまた出る。 「中に出すぞ」  ビクビクして敏感になってる体の奥で熱い飛沫が一気に広がった。それが凄く気持ちいい。余韻に浸っていると、まだ硬さを残したモノがゆっくりと出ていく。それにまた身体が震えた。支えをなくした腰はあっけなく崩れ落ちる。  背後でジッとチャックが閉まる音。動けない俺の頭を大きな手がねぎらうようにそっと撫でた。 「良かったよ。またな」  優しくて冷たい声。  ドアが開き、静かに閉まった。  どうして、俺はココにいるんだろう。いつも、こうやって捨てられるだけなのに。  また会いにくるんだ。真野さんに。
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