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「コリコリじゃないか」  またキュッと摘み、親指と人差し指で小さな突起を揉みはじめる。その手から逃げるように背中が丸まる。 「ふうう、んくっ」  頭を押さえつけられてそれ以上は逃げられない。反対の突起も同じようにキュッと摘まれる。チクリと走る痛みにビクッと体が跳ねた。 「こっちのがもっとコリコリだな」  頭を押さえていた手が離れ、シャツのボタンが更に外される。あっけなくハラリと広がるシャツ。両手で両方の突起を同時に責められる。 「うう、ふんんっう」  すっかり露わになってる自分のが赤くフルフルと震えてるのが見える。情けなくて、みっともなくて嫌になった。 「ほら、口がお留守になってる」  またグイと頭が押さえつけられる。舌を絡ませようとしても上手くできない。くじけそうになりながら頭を動かした。  突起から手が離れると、またカチッと音がした。ブィイイイイという音と同時に身体がよじれる。身体の奥への刺激が一層強くなる。何度も耐え、塞き止められたモノがズキズキと波打つ。 「うう、んうー」  もう、外して欲しくて必死に懇願するように彼を見上げた。 「ん? どうした?」  穏やかで意地悪な声。 「うん、うっんん!」 「はずしてほしい?」 「ふ! んふっ!」  コクコクと頭を上下させ答えた。ジンジンズキズキして、張り裂けそうで凄く苦しい。
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