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彼は無言のまま更に腰を引き上げ、容赦なく出し入れを繰り返す。グプッジュプッと立つ音は、とてもいやらしく脳を蝕む。中で放たれたみたいに濡れた音が立つけど、彼はまだ出していない。何かを注がれたわけでもないのに、響く水音。
「アリスはこの体勢の方が興奮するんだろ? 無理やりされるのが好きなんだから」
ズンズンとまた最奥を突き上げられる。
「はう、あうっ、はっ、はぐっ!」
身体は悲鳴を上げる程イきっぱなしで辛い。開放感など永遠に来ないのにずっと止まない快感が凄く苦して切ない。
「ん、んあ、はっはっ、あっあう、ん……も、外して」
「嘘つけ。ずっとヤられてたいだろ?」
後ろから胸の突起をまたキュッと摘む。
「ひああっ! ……う、はあ、は、あうっ……」
その刺激に連動する体は彼のを勝手に絞り上げてしまう。
「アリスは本当にMだよな」
繋がったまま縛られた手が掴まれる。俺を立たせると、今度は備品室のドアまで突っ込まれたまま歩かされる。強引な角度で刺さり外れそうだし、足を動かす度にゴリゴリと壁に擦れて妙な感覚に苛まれる。
な、なに……する気?
不安を感じ、まさかとは思いつつ振り返ると、彼は余裕の表情で俺を眺めていた。ドアに手を突かせると、俺の腰をグイと引き寄せ、またズブズブと出し入れを再開する。
「ふっ! ……うぅ」
「廊下に声が聞こえるから、静かにね」
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