プロローグ
1/20
読書設定
目次
前へ
/
336ページ
次へ
プロローグ
山間
(
やまあい
)
にある小さな神社の境内は、山の稜線と木立に日の光が遮られ、まだ昼間だというのに、ほの暗い闇に包まれていた。 見頃を終えたジャスミンの残り香があたりにたち込めている。 その石畳の参道で、 拝殿側からやってきた中学生くらいの少年と、 二の鳥居をくぐってきた小学校低学年くらいの女児が、向かい合っていた。
/
336ページ
最初のコメントを投稿しよう!
15人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
15(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!