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「私は、みくろ。地球を守護してる神様よ。あんたはたった今死んだの。ここは神の間。見てたわよ、あんたって本当に馬鹿よね。夜にあんな物騒なとこ歩いて、まんまと刺されてるの。プーー、思い出しただけで笑えてくるわ。あー面白い!」
と腹を抱えながら言ってきた。
「そこまで笑うことか!というか人の死をダサいダサい言いながら笑うのやめろっ!」
「ごめんごめん。まあいいやそんなこと。
本題は、今から異世界に転生するかそのまま本当の死を迎えるか。どっちがいい?」
おいおい、いきなりすぎるだろ。まあそんなのどうするか決まってるけどな。
「いいだろう。その異世界とやらに行ってやろう。」
「了解です。綾瀬拓人様の、異世界行きが決定しました。」
と言いながら、みくろの手から魔法陣らしいものが出てきた。そしてあっという間に俺を包み込んだ。みくろは、転生する瞬間俺にこう言った。その声ははっきり聞こえた。
ー必ずあの世界を救って下さいー
と。
続く
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