ねこのきもち。

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僕は嬉しくてもっとしたくなって近づくと加東が「そんな事、しちゃいけないんだぞ!!!」と叫び邪魔をしてきた。 何でトモちゃんとキスしちゃいけないんだろう。わからないから無視することにした。すると今度は委員長が邪魔をしてきた。 「ちょっと良いか?」 全然良くないけど、目が怖かったから頷く。 「えっと…珠川と書記は付き合っているのか?」 この人は今更何を言っているんだろうと思ったけど、トモちゃんが頷いたので僕も頷いた。「嘘だ!!!」と叫んだ加東は佐島君が口を塞いだ。 「いや、それは今関係なかったな。すまない。さっきいた連中…に珠川は暴行されていたりと言った事実はない?」 「…友達だよ。」 何でそんな誤解が生まれたのかわからなすぎて、むっとしてしまう。 「物を買いに行かされたり、嫌なことをされたりはしていない?」 「してない!!!!!今日はみんなでシュークリームを食べようって約束してたんだ。みんな楽しみって言ってたのに…。」 思い出して悲しくなってしまった僕にトモちゃんは「後で購買にお願いしに行こう。」と言ってくれたのでまた楽しみが増えたと嬉しくなった。 「ねこちゃんって呼ばれいやがらせされていたわけじゃないんだな?」 ねこちゃんはお兄さん達がどこでも寝ちゃう俺をねこっぽいって言って付けてくれたあだ名なんだ。僕はこれを気に入っているから力いっぱい頷いた。すると委員長は座っている僕たちの横に正座をし頭が地面に着くんじゃないってくらい頭を下げて「申し訳なかった。」と謝った。 これは土下座ってやつかな?と思ったけど、口には出さなかった。後ろで加東がそんなわけがないとか言ってうるさいし、会長たちは嘘だろ…とかブツブツ言ってる。
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