先生の誕生日。

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「まぁ、今始まった事ではないけどな。 まぁいい。それより早く座るぞ」 そう言い席の方に行きドカッと座った。 うぅ……飾付け大失敗だわ。 しゅんと落ち込ながら睦月君を見ると バルーンに興味を持ったのか触っていたり 抱えていた。 可愛い……。 おっといけないわ。 「睦月君。席に着こうか?」 慌てて呼ぶとこちらに来てくれた。 席に座ると景色を見る。 「うわぁ~夜だとまた違って凄く綺麗」 真っ暗な景色にキラキラと光る建物。 それがまた、幻想的で綺麗だった。 しばらくして前もって頼んでおいた 特別メニューの前菜を持って来てもらった。 誕生日に相応しい料理と頼んでおいた。 そしてワイン。 気を取り直し深呼吸をすると 「先生。誕生日おめでとうございます」 先生にお祝いを伝えた。
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