睦月のお遊戯会。

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「これは……お前からか?」 「は、はい。気に入って頂けると 嬉しいのですが」 モジモジしながら応えた。 いざプレゼントを開けられると思うと 恥ずかしくなってきた。 何にするか散々悩んでこれにした。 ラッピングを取って箱を開けると 万年筆が入っている。 「万年筆……?」 「はい。何にするか迷って やっぱりと日用品に使える物が いいかなぁ~と思いまして 先生。小説家ですし、これがいいかと」 「俺……小説書く時は、パソコンなんだが?」 「あっ……!?」 ガーン!! そういえば、そうだった。 先生は、普段ノートパソコンで 執筆していた!? あぁ、またやってしまった……。
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