睦月のお遊戯会。

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「よほど嬉しかったのかアイツ それを着て幼稚園に行こうとしやがった。 慌わてて止めたが…」 思い出したのか先生は、ため息を吐いた。 あの衣装を着て幼稚園に行こうとした!? それは……また。 着ていこうとする睦月君を想像してしまう。 か、可愛いけど……ちょっと可笑しいかも 「え~それは、大変でしたね。 でも、ちょっと見てみたかったかも……」 クスクスと笑ってしまった。 すると先生か 「……やっぱり。 お前は、笑った方がいいな…」 ボソッとそんな事を言ってきた。 えっ……?今なんて? 「先生…今なんて…?」 もう一度聞き返そうとすると勢いよく 食べて席を立ってしまう。
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