睦月のお遊戯会。

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「それなら俺は、力仕事を優先にしてください。 細かい作業は、苦手ですし 男の手も必要だと思うので」 「それは、大変助かるわ」 「まぁ、さすが藤崎さん。素敵…」 どうやら奥さん達にも人気みたいだ。 さすが先生。 ジッと見つめてると司会の奥さんが 「では、力仕事の方を藤崎さんに頼むとして 他に希望ある方は…あら?どちら様?」 ギクッ!! 見つかっちゃった!? どうしよう…。 「あの…すみません。 ちょっと……覗いてしまいました」 「涼花!?」 先生は、驚いて私の名前を呼んだ。 うぅ……後で怒られちゃうな。 「そちらの方は、藤崎さんのお連れ様かしら?」 司会をしていた奥さんが尋ねてくる。
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