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えぇっー!!?
「あの違うから!?茉莉華ちゃん……」
私は、どうしたらいいのか
分からず戸惑ってしまう。
「茉莉華ちゃん!?
どうかなさったのですか?」
中川先生が慌てて飛んできた。
「あの……すみません。
茉莉華ちゃんが泣いてしまって……」
オロオロしながら説明する。
「どうしたの?茉莉華ちゃん。
何で泣いちゃったのかな?」
中川先生が優しく慰めると茉莉華ちゃんは、
「ひっく……睦月君が茉莉華に冷たく……しますの。
意地悪して……くる」
泣きながらそう言ってきた。
「えっ……?睦月君が?」
「ち、違うんです。
これには、事情がありまして」
このままだと睦月君が悪者になってしまう。
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