睦月は、王子様!?

15/38

553人が本棚に入れています
本棚に追加
/431ページ
「お前のその信念は、徹底してるな……」 先生は、呆れた表情していた。 睦月君の信念というか意志は、 強いようだった。 嫌味を言われようが、睦月君にとったら そんなのは、何ともないらしい。 それよりも言葉を話す事が嫌いな睦月君にとって 言い返す方が嫌らしい。 むしろそっちの方がストレスになるのかも それって、いいのか……悪いのか? どっちなのだろうか。 「と、とにかく喧嘩は、ダメだから 明日にでも茉莉華ちゃんと仲良くしょうね」 笑顔で言うとコクリと頷いてくれた。 分かってくれたみたいで良かった。 しかし翌日。 先生と一緒に迎えに行くと 茉莉華ちゃんが、またもや泣いていた。 まさか、また!? 今度は、拓馬君のママが 茉莉華ちゃんのママに平謝りしているし 何が起きたのだろうか? すると睦月君が私に気づき駆け寄ってくる。
/431ページ

最初のコメントを投稿しよう!

553人が本棚に入れています
本棚に追加