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「お前のその信念は、徹底してるな……」
先生は、呆れた表情していた。
睦月君の信念というか意志は、
強いようだった。
嫌味を言われようが、睦月君にとったら
そんなのは、何ともないらしい。
それよりも言葉を話す事が嫌いな睦月君にとって
言い返す方が嫌らしい。
むしろそっちの方がストレスになるのかも
それって、いいのか……悪いのか?
どっちなのだろうか。
「と、とにかく喧嘩は、ダメだから
明日にでも茉莉華ちゃんと仲良くしょうね」
笑顔で言うとコクリと頷いてくれた。
分かってくれたみたいで良かった。
しかし翌日。
先生と一緒に迎えに行くと
茉莉華ちゃんが、またもや泣いていた。
まさか、また!?
今度は、拓馬君のママが
茉莉華ちゃんのママに平謝りしているし
何が起きたのだろうか?
すると睦月君が私に気づき駆け寄ってくる。
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